あつまれどうぶつの森(以下あつ森)で皆の作った島を見るのはとても面白いですよね。
私は、あつ森仲間がいないのでもっぱらYouTubeで島訪問動画をひたすら見るだけなのですが、その時、思うことがあります。
「この人の島、広くない?」と。
実際にコメント欄や実況者さんからもそう言った発言が見られているので、おそらく私以外の人たちも「この島広い現象」が起こっていると思います。
自分の島も、素敵な島々のように「この島広いな」っと思って貰いたい!
と、言うわけで、今回は、「この島広い現象」を起こす方法を認知心理学から6点まとめました。
あつ森の島の広さは体感時間にある
ゲームの画面は一部分の切り抜きです。
「広さ」は距離ではなく「島の滞在時間」から感じています。
なので、島に長くいると感じてもらう≒島を広く感じることになります。
しかし、広さが同じであれば滞在時間も同じになるはずです。
そこで、出てくるのが現実でもあるあるの、「最近、時間が経つのが早くor遅くなったなぁ」です。
あつ森の島訪問の時間を長く感じてもらうには
最初にポイントを箇条書きでまとめると以下の通りです
- 観光ポイントは大きくより小さく多く
- 島にメリハリをつける
- 場所に合わせて音楽や虫を配置する
- 訪問時間は昼から夕方にしてもらう
- 青色系統を取り入れる
- ホラー要素を取り入れる
これだけでは何じゃそりゃですね。
私たちは時計を見なくても「だいたい○時間過ぎた」と時間の経過を何となく感じることが出来ますが、この感じ方は周囲の環境により操作することが出来ます。
島の観光スポットや写真ポイントは小さく沢山
人は記憶に残る出来事が多いほど時間の経過を遅く感じます。
ちょっとブラックな話ですが、時間の流れが速くなった、と感じるのは単調な毎日の繰り返しが原因だそうです…。確かにゴロゴロした休日はあっという間に終わってしまいますし、毎日家と職場の行き来を繰り返していると1年なんてあっという間です。
っと、と、話がずれてしまいましたが…。
あつ森の「この島広い現象」が起こっている島は見所が多いです。
写真スポットや、個性的なスポットは大きく作るより小さめでも多くつくる方が効果的かもしれません。
他にも、住人たちの家をお店屋さんにしたり庭を飾ってあげている島は、元々の住人たちの個性がさらに生きて印象に残りやすいので効果的だと思いました。
島にメリハリをつける
慣れたことに対して人は細部まで見ない傾向があります。効率的に物事を処理しようと多くの情報を1つのまとまったものと捉えるようです。
あつ森でも、島クリエイターで高低差や細い道、川や滝でメリハリをつけ、その合間に先ほどの観光スポットを配置することで、1つのまとまりとしてではなく個々でみて貰え、より印象的で記憶に残る島になりそうです。
場所に合わせて音楽や虫を配置する
音の多い場所は時間経過が遅く感じられます。
場所に合わせてスピーカーなどを配置したりセミやヒグラシ、鈴虫の虫かごをこっそり配置することで雰囲気作りだけでなく島の滞在時間を長く感じてもらう効果もあります。
訪問時間を昼から夕方の間にしてもらう
代謝が上がっている時は心的時間が早くなり実際の時間がゆっくりと感じられます。
人の代謝は朝から徐々に上がり夕方にピークとなり、夜下がります。
これを、あつ森にも利用して島の開放時間を昼から夕方の間にするのも良いかもしれません。…ちょっとこの内容はやりすぎですかね…?
青色系統を取り入れる
実は色も人の時間感覚に影響を与えています。
ある実験で、時計を持たずに色分けされた部屋に入り1時間経ったと思ったら出て来てほしいと伝えたところ、赤色の部屋は40~50分、青色の部屋は70~80分後に出てきたと報告されていました。赤色は体感時間を早く経過させ青は遅く経過させる効果があります。これは生活の中でも活かされておりファーストフード店などは赤色を入れることで客の回転数を上げているという話もあります。
あつ森で見せたい場所に青色系統の家具や花を飾れば滞在時間が伸びてゆっくりと見て貰えるかもしれません。
ホラー要素を取り入れてみる
恐怖や緊張感がある空間では時間の経過を長く感じる傾向があります。
因みに、日常生活の応用で「怒った表情の人が同じ空間に居ると時間の経過が長く感じられる」という研究もありました。表情から緊張感が伝わり時間が長く感じるようです。職場で不機嫌な上司とかがいると最悪で時間が長く感じry…と、っと…
あつ森での応用は、実際にホラー空間をつくったり、オノを持っての恐怖の鬼ごっこなんかもアリかもしれません。
因みに、鬼ごっこをすると鬼役は時間の経過が短く感じられるので島主がするのが良いと思います。「探す」のは時間の経過を早くさせます。ネットサーフィンで時間があっという間に過ぎているのは探すこと集中し時間の経過を早く感じるからだそうです。
まとめ
島の広さは滞在時間が長いと感じるほど広く感じます。
記憶に残る見せ場を小さめでも多く配置することで島を広く感じてもらうことが出来ます。他にも音や色を使って時間の経過を調節することも出来ます。
とはいえ、島を自由につくれるのがあつ森の醍醐味。認知心理学も楽しいですが、自分の「これだ!!」と思う個性的な島を楽しくるのが一番♪
噂では、今後のアップデートで「夢見の館」が登場すると言われています。それまでに理想の島が出来るように頑張って島づくりを進めて行きたいと思います。

閲覧有難う御座いました。
他にも「あつ森」に関する記事がありますので
よければゆっくりしていって下さい♪